国道161号線、青柳北交差点西北角に鎮座している。西万木の日吉神社の飛び地境内社とされている。 |
太田神社 『高島郡誌』の神社誌には同社の由緒に就いて次のやうに述べてゐる。 青柳村大字青柳字貫正寺に鎭座す。祭神大田神、宇須売命。旧新宮と称せり。社地は太田の馬場と云ふ。往古は廣くして慶長七年の検地帳に此地に接して上古鳥居、下古鳥居、御手洗、伏し拝み等の字あり。皆上古の社地なりと云ふ。文政五年旧萬木村の人中江千別式内大田神社なりとて大田神社古蹟処碑を建てたり。碑今存せず唯礎石のみ存せり。碑文は藤井高尚の撰なり。其文松屋文後集に収む、古來青柳は旱害を受くること数なり。早越の時は當社に雨乞祭をなす。境内千三百六十九坪。 式内社調査報告 |