えれひこじんじゃ
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崇神天皇の頃、天日槍命の子孫がこの地を開拓し、祖神を祀ったと伝わる。 後、延暦寺領となった際、同寺の鎮守であった日吉山王権現（大山咋神）を勧請、合祀した。 社地の裏山には「鉛練古墳」があり、古墳祭祀が起源だとも考えられている。 エレヒコの名は新羅の官名といわれている。 日吉大社から祭神大山咋大神の勧請は後世の事で、「日槍屋敷」なる小字名や古墳で「日槍塚」と呼ばれるものがあり、当初は天日桙命を祀る神社であった。 |
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鈆練日古神社 創立ハ貞観５年(８６３)以前二シテ其年紀不詳、往昔ヨリ山王大比叡大神ト称ス、或時村内挙テ火災二罹ジ社殿確書等悉ク焼亡スト雖モ人皇８２代元暦元年(１１８４)(後鳥帝御事)境内千五百拾六坪祭田七拾六石、七町七反六歩 )ノ朱印地ヲ給ハリ社殿ヲ造営ス、祭禮ハ毎歳４月初申ノ日ヲ以テ大祭トシ、８月１４日以テ小祭トス、此日相撲ヲ執行シ、其夜踊リヲナスヲ古禮トシ今筒ホ之ヲ行事ス、延元４年(１３３９)後醍醐天皇崩御ノ后、当社大破二及ビ氏子痛歎ス、此時大政所九條殿武家領ト替リタリ、義詮將軍ノ節、古來ノ由緒ヲ陳述シ二條奉行所へ歎願セシ処、從前ノ御院宣ヲ以テ當社粗抹二取扱間致セシ事ト被仰出、早速鎌倉表二御願有之候上更二御朱印ヲ頂載セリト傳ヘリ、元亀年中信長公ノ治世右朱印ヲ没収セラルト雖モ、慶長７年(１６０２)検地奉行小堀和泉守殿、當社ノ由緒ヲ推崇シ現在社地千五百拾六坪ヲ除地トシ給フ安永４年(１７７５)社殿ヲ営造ス、明治３年７月１３日、旧犬上縣社寺係出張ノ上、式内鈆練比古神社ト決定セラル、因二記ス社内立木ハ槻最も多グ其内千有余年ヲ経過スト見認ムルモノ千数本在り其社邊ヲ小字エンレント称シ余呉湖ニ対ス 鈆練日古神社御由緒調査写 |
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鉛練比古神社 社伝によれば創祀は崇神天皇の御代日槍族この地に存在し、開発等に貢献した租神の祖先を祀り、江が連なりし処に宮居あり、称して江連之宮と云う古名発祥の由緒と伝う、当地は延暦寺領に属していた為、日吉大神を祀り山王宮と称していた。元暦元年祭田76名境内地1516坪山林四町歩を賜わり社殿を造営、延元年中当社は大破したが復旧した。しかし天正年間賤ヶ岳の戦火を蒙り前記朱印地没収せられた。慶長7年検地奉行小堀和泉守当社の由緒を重んじ、現在の社地1516坪の除地免租を受け、安永4年社殿を再建す、大正4年境内の古木欅を以て拝殿を建立した。昭和55年北陸従貫高速自動車道境内地の通過に伴い、補償工事として神社の尊厳維持の諸工事を実施参集殿の新築を行い境内を整備した。合せて式内大水別神社を境外社として、大水ヶ谷石窟に奉祀した。その社は古くより当地方の雨乞踊の歌詞にも池ヶ谷竜神と呼ばれている神である延喜式内社である。明治9年村社に加列。大正8年神饌幣帛料供進指定。 滋賀県神社庁 |
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鉛練比古神社由緒 神社名 鉛練比古神社 御祭神 (主神)大山昨大神 (配神)天の日槍命 鎮座地 長浜市余呉町中之郷一〇八 例祭日 四月十四日 当社は朝廷より例幣に預かる「延喜式」神名帳に見える式内社、近江國伊香郡「鉛練比古神社」と称す。 伝承によれば、創祀は第十代崇神の朝といわれ、新羅国王子天の日槍命その一族が余呉の庄に来りて、この地を開拓したことにより奉斎せらる。今も近隣に日槍塚と称する古墳や日槍屋敷・大将軍の地名を残す。 平安末期に至りて延暦寺領となりこの所以で日吉山王権現を勧請し、御祭神に大山昨大神を主神、配神に天の日槍命を祀り、山王宮と称して地域の守護神と尊崇されている。 明治の初期に現在の社名となる。 境内末社 ・長廣稲荷社・愛宕社 境外末社 ・西天神社・神明社・琴平社、 社頭掲示板 |
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鈆練日古神社 鈆練日古は衣礼比古と古点あり。祭神詳なぢず。中榔村に在す、今は山王社と称す、（與地志） 考証、在余呉湖 白木明神歟と云り、與地志、川並村余湖西白木大明神あり、考証此社とするか、今は與地志に從ふ、 神社覈録 |
