高野神社
たかのじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】高野神社 近江国 伊香郡鎮座

   【現社名】高野神社
   【住所】滋賀県長浜市高月町高野297
       北緯35度29分28秒,東経136度15分33秒
   【祭神】大名草彦命 大山咋命
   【例祭】4月14日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】神亀元年(724)創建
       明治9年10月村社

   【関係氏族】高野の祝
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】氏祖
   【祭祀】
   【社殿】本殿流造
       拝殿・中門

   【境内社】天比比岐命神社
   【神宮寺】己高山満願寺藥師堂

「高野の祝」が、その始祖大名草彦命を奉祀するという。
この地は伊香郡最古の寺院、己高山諸寺(五ヶ寺)であり、境内には関係の己高山満願寺と称する薬師堂がある。
飛地境内地に式内天比々伎命神社がある。


重要文化財

木造伝教大師坐像 
  高月町高野・高野神社(大師堂安置)
  一躯 鎌倉時代 弘安6年(1283)院信作
  檜材寄木造 彩色 玉眼
  像高75.8cm
伝教大師最澄像と伝えるが、鋭く前方を凝視し、右手に独鈷杵、左手に念珠を執る姿から「叡山中興の祖」と称された慈恵大師良源(元三大師)の肖像と考えられる。
頭部は前後に三材を寄せ、内刳りを施し玉眼を嵌入。体部は左右に各一材を、さらにその両脇に一材を寄せ内刳りを施すなど、細かく寄木している。朱唇・衲衣の黒色などがわずかに残り、頭髪・顎髭の毛跡を写実的に描くなど洗練された手法が認められる。
像内に墨書があり、弘安6年(1283)仏師院信によって造像されたことがわかる。
良源は観音菩薩の化身といわれ、鎌倉時代には『法華経』に説く観音三十三応現身の数にちなんで、33あるいはその倍数66の大師像が盛んに造像された。

http://www.biwa.ne.jp/~kannon-m/takano-1.htm



高野神社

創建の年代は詳らかでないが、その昔この地の祖高野之祝が、その始祖大名草彦命を祀ったに肇まる。延暦年間最澄により日吉神社の大山咋命を勧請合祀されたと伝え、最澄の彫んだと云う木造伝教大師座像一躯(重彫)を蔵している。

滋賀県神社庁



高野神社

高野は多加乃ど訓べし○祭神在所等詳ならず、
姓氏録(和泉国神別)高野、大名草命之後也、

神社覈録



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