境内すぐそばに沼地がある。境内は「俵合の森」といわれ、欅・杉、松等の古木が生い繁り、また藤がその樹木にわたり登り、神域であるため人の手が入つていない。 |
意波閇神社 神紋 三俵積米俵 意波閇神社由緒 祭神 宇迦魂神 その創始の年代は賤岳戦乱等で古記を悉く喪失したので由緒等を知ることができないが当社は延喜式神名帖伊香郡四十六座の一てある意波閇神社にあたる社である。 茲に祭神の神徳と神社の名鎮座の地名とを通じて考えるに神社名の「おわい」の「わい」は上代語の「饗」であつて食のことに当り、祭神宇迦魂神が五穀を司る御神徳に通じており鎮座の地阿閉の「阿」と神社名の「意」は同行の音で意を同じくし、その御神徳、神社名、邑名のよってくるところを一にするのは上代この地を開拓した蒼生等が神を斎き祀って神護のもとに繁栄し邑名自づとなったと考えられる。 明治3年庚午8月淀藩は式内意波閇神社の表標を建て明治14年村社に列せられた。 社頭石碑 |
意波閇神社 創始の年代不詳 伝える処によると、一千数百年の前と考えられ再度の戦乱に古記を悉く喪いて由緒を知る由なし、明治14年村社。延喜式内(未定)社。 滋賀県神社庁 |
意波閇神社 意波閇は假字也○祭神在所等詳ならず 神社覈録 |