神亀元年(724)行基菩薩がこの地を巡行せられ高尾山に登つて、紅葉山高尾寺を建立された。鎭守に「素盞鳴尊」を祭神として勧請された。これが現在の式内神前神社の始まりとされている。 旧地は石道の地より北東の方向に更に2Km奥深い小字高尾山神前谷で、神前杉もあり、毎年注連縄のはりかえも行なわれている。 |
神前神社 創祀年代不詳であるが、神亀元年行基この地に来り社坊を置き、延暦年間伝教大師大神を拝すなど伝え、明応7年現在地に移転したと伝える。明治9年村社に列し、同41年神饌幣帛供進神社に指定された。延喜式内社。 滋賀県神社庁 |
神前神社 神前は加牟佐伎と訓べし○祭神在所等詳ならず 類社 伊勢國度曾郡神前神社の條見合すべし 神社覈録 |