宝亀11年(780)近江介淡海眞人三船が巡察使に任ぜられた時、鎭護のため賀茂御祖神社の大山咋神を勧請し、大羽神社と称したのが本社のはじまりという。 もとは大羽神社と称していたが、中世当時の祭神である大山咋神が日吉神社の神であつたので日吉神社、または後には十禅師社と称するようになつた。 その所在地が大浜(オホハマ)であり「ヲホハ」に音が通じるところから、延喜式の大羽神社にあてたのではないか。 |
日吉神社 創祀の年代は詳かでないが、式内大羽神社は当社であるという一説がある。明治2年日吉神社と改称し同9年村者に列した。当字内別の地に鎮座されていた八幡神社と秋葉神社を明治25年に当社に合祀し、同41年303番地の地から現在地に移転し同43年神饌幣帛料供進社に指定された。 滋賀県神社庁 |
大羽神社 大羽は於保波と訓べし〇祭神在所等詳ならず 考証、在大濱村と云り、與地志、南福荘大浜村はあれど、神社所見なし、 神社覈録 |