集落の隅の小社。周りは田に囲まれている。 近世は山王社または山王権現と呼ばれていた。 |
麻蘇多神社 御祭神 白髮神 大山咋命 例祭日 2月27日 4月17日 11月17日 由緒 鎮座年月は不詳であるが延喜式神名帳に載せられている古社で古くから譜代の神職が常勤して隆盛を誇った郡内屈指の神社である。 平安時代後期の左京太夫顕輔卿は当社に参詣して すべらきを まもります田の森なれや あから柏の あからめもせず よ詠っているので当時から都に聞こえた著名な神社であったことが窺える。 中世以降は武人貴賤の崇敬が篤く慶長7年の検地帳に八反二畝二十歩の神領を有した記録があり宮光・宮東・宮前・宮中・若宮などの小字名が隆盛を物語っている。 社宝 鉄釣り灯籠 一基 御神像 一体 神器 古鉾 一口 高麗犬 一対 社頭石碑 |
麻蘇多神社 社伝の古文書に「本社ハ古キ官社ニシテ郡中屈指ノ盛大ナル社ニシテ常勤ノ神職アリ」と記されている。明治9年村社に列し社殿を整備した。 滋賀県神社庁 |
麻蘇多神社 麻蘇多は假字也、和名抄、(郷名部)益田、(末須太)○祭神在所等詳ならず、 按に、與地志、増田荘増田、海老江、安養寺の三村をを載れども、神社所見なし、 神社覈録 |