集落の奥、急な階段の上、山腹に鎮座する。社地は狭い。隣地は浄明寺。 |
片山神社 社伝によれば、天正年間兵火に罹り古記録等焼失する。安永五年社殿を改築す。即ち現今の社殿なり、明治10年村社に列し、明治39年神饌幣帛料供進神社に指定せられる。延喜式内社 社頭掲示板 |
片山神社由緒 御祭神 天日方命 奇日方命 当神社は鎮座の年代は不詳乍ら延喜式神名帳近江国浅井郡十四座の内「片山神社二座」と登載された式内社である。 鎮座地の片山は、往昔浅井郡に属したが、中古伊香郡に編入くされたので、小字名に伊香・浅井の字名を残している。往昔より由緒深遠、部門の崇敬篤く祭祀隆昌を極め、再三、神階を進められたと伝ふ。古来社領五百石の御朱印を賜りたるも天正年間織田信長の兵火に罹り社殿、古記録等焼失す。 神社の盛衰幾星霜、直ちに仮殿を造営安永五丙申年三月、大工棟梁藤原氏源右衛門尉正次、同茂左衛門正勝に依りて改築し現在に至る。 明治9年村社に列し、同39年神餞幣帛料供進神社に指定される。 社頭石碑 |
片山神社二座 片山は伽多夜麻と訓べし〇祭神在所等詳ならず 考証、在片山村と云り、與地志所見なし、 類社 (欠く) 神社覈録 |