多賀大社社伝によると神代の昔、伊邪那岐大神は多賀大社の東方4キロの杉坂山(山宮)に老翁の姿で現れ、麓の栗栖の宮(調宮)にしばらくお休みの後多賀の地にお鎮まりになったとつたえている。 この地が祭神降臨の地とされている。 |
杉坂の御神木 昔、伊邪那岐(いざなぎ)の神様がこの地に降り立ちこの峠を下って芹川の上流、来栖の里に鎮まられました。道中、村人に柏の葉に盛られた栗飯をだされたいそう喜んで召し上がられたそうです。 その時に地面にさされたお箸がやがて芽吹き、現在の御神木になったといわれています。(県指定木) 社頭掲示板 |
御神木 滋賀県指定自然記念物 名称:多賀町栗栖の杉(杉坂峠のスギ) 所在地:犬上郡多賀町大字栗栖字杉ノ下 幹周 @11.9m 樹高 @37m 樹齢 @推定400年 A 4.1m A35m B 3.2m B30m C 3.3m C35m 指定理由 この樹木は多賀大社の御神木で、昔は13本あったが現在は4本となっている。この地は、イザナギの大神が天から降りた所と言われ、その際地面に突き刺した杉の箸が成長して、この大木になったとの由来もある。一番太いものは、県内最大の巨木である 指定年月日:平成3年3月1日 滋賀県 社頭掲示板 |
三本杉 当社の東、約6キロの地に杉坂峠の三本杉がある。この三本杉は当社のご神木です。 神代の昔、国生みの大業を終えられた伊邪那岐大神は高天の原からこの峠に天降られ、休息をなさった時に、土地の老人が粟の飯を献上した。大神はご機嫌麗しくお召し上がりになり、食後その杉箸を地面に刺したところ、その杉箸が根付き今見るような大木になったといわれています。 公式HP |