飯道神社
いいみちじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】飯道神社 近江国 甲賀郡鎮座
          (旧地)飯道神社【旧地】

   【現社名】飯道神社
   【住所】滋賀県湖南市針1009
       北緯34度59分44秒,東経136度4分47秒
   【祭神】素盞嗚尊
   【例祭】5月1日 例大祭
   【社格】旧村社
   【由緒】宝亀2年(771)近江の地一戸を神封『新抄格勅符抄』
       大同2年の創祀
       元慶8年(884)3月27日従四位下
       寛平9年(897)6月太政官符に神名あり
       明治9年10月村社

   【関係氏族】
   【鎮座地】古来針村小字飯道の森に所在
        明治10年現地に遷

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「飯道大明神社」と称していた
   【社殿】本殿一間社流造檜皮葺
       中門・拝殿・籠所・社務所

   【境内社】天神社・愛宕神社・二ノ宮日吉神社

飯道山上に鎭座する飯道神の里宮的な存在とされている。
古来針村小字飯道の森(現在の市役所東庁舎=旧甲西町役場の地)に所在し、方六○間の境内であつたといわれる。明治6年に近くを流れて野洲川へ合流する家棟川の改修工事が行なわれ、社地を今の小字丈ケ谷に遷座することとなり、同10年に遷座が落成した。


飯道神社

町指定文化財 石造宝筐印塔 飯道神社
昭和48年10月5日指定
宝筐印塔とは、宝筐印陀羅尼という呪文を納めた納経塔であったが、後世には供養塔とか、墓のひとつとしても建てられるようになった。この塔には、「嘉元四年(1306)十一月」の銘がある。
宝筐印塔は、鎌倉時代から造られ始めたといわれており、石造品が多いが古くは金銅製や木製のものもある。
基礎、塔身、笠、相輪の各部にわけられ、笠の四隅に隅飾突起(耳かざり)があるのがこの塔の特色である。
高さは220cmで、鎌倉時代の作であるが、塔身が欠損している。
飯道神社(旧村社)の祭神は、素盞鳴尊、菅原道真で、大同2年(807)の草創にして延喜式内近江国甲賀郡八座の一つで大字針、飯道の森(現在の甲西町役場の敷地一帯)が当時の鎮座地であった。明治6年(1873)に家棟川の改修工事が行なわれ、現在の地に遷座し、同10年に造営落成の式が行なわれ現在に至っている。
平成4年3月
甲西町教育委員会

社頭掲示板



飯道神社

大同2年の創祀と伝え、延喜式内飯道神社の里宮と考える説がある。

滋賀県神社庁



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