奈伎良比売神社
なぎらひめじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】奈伎良比売命神社 隠岐国 海部郡鎮座

   【現社名】奈伎良比売神社
   【住所】島根県隠岐郡海士町豊田489
       北緯36度6分17秒、東経133度7分22秒
   【祭神】奈伎良比売命
   【例祭】7月5日 例大祭
   【社格】旧村社
   【由緒】貞享5年(1688)柳姫大明神と称
       元禄16年(1703)奈伎良媛命神社とあり
       天保4年(1833)柳姫大明神と称
       明治2年奈伎良比売神社と改称
       明治5年10月村社

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「柳姫大明神」と称していた
   【社殿】本殿大社造
       中殿・拝殿・参寵所・手水舎

   【境内社】御崎社・大歳社・月輪社・三保社

往昔、伊予の国から船出していた奈伎良比売命が、日本海を航海中に大時化に遭い、やがて方角も失い途方に暮れていたところ、遥か彼方に点った灯火を頼りにこの地に上陸し、そこで地域の住民に温かいもてなしをうけたことにより永住を決め、やがて当地の産土(うぶすな)神として祀られ、この地に鎮座された。


奈伎良比賣神社

鎮座地  島根県隠岐郡海士町豊田
御祭神  奈伎良比賣命(なぎらひめのみこと)
例祭日  7月5日
由 緒
「延喜式」の式内社。名神大社 宇受賀命神社の御子神とされる神社です。
伝説によると、御祭神の奈伎良姫は伊予の国から出航したところ、日本海を航行中に暴風雨にあって方向を見失われました。困っていると、はるか彼方に火の明りが見えたので、これに向かって船を進めたところ、無事に島にたどりつくことができました。翌日、仮の宿から集落を眺めると、朝日を拝む、海に開けた土地でありました。姫はこの場所をたいそうお気に入りになり、豊かに稲がみのる場所 豊田(とよだ)と命名し、ここに社を建て、産土神として鎮まることとなったそうです。
一部の説には、奈伎良姫は柳井姫の別称であるともされています。
いずれにしても、農林漁業の幸と航海安全の女神とされ、また安産、子育ての神とされ信仰されています。

隠岐神社HP



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