かみすぎいずむひめじんじゃ
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本殿は鎌倉時代末期の建立にかかり古美術の粋を表している。 神杉氏が累代奉仕して現在の神杉洋宮司に至り、百代目と伝えている。 |
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神杉伊豆牟比咩神社 碑文 御祭神 大名牟遅命、伊豆津比咩命、三穂津比咩命を紀る当、神杉伊豆牟比咩神社は、往時武内宿祢大臣東南諸国を周旋の時、中井杉力平の地に招ぎ祀れる社が創祀の初めであり 荒志社と称せしも後に、神杉伊豆牟比咩神社と改号す。 和銅２年に神田二町と菊の御紋入り御幕を賜う延喜式内社に列し、天暦２年相殿に六所大明神を祀り総して六所の宮と称し崇め祀れり。 寛和元年に至り、神杉伊豆牟比咩神社を比の浄地に遷座し奉る、元応２年御本殿の再建と共に六所大明神を同殿に合祀し奉る。 御創祀以来朝廷の祈願社として近衛院外王体御安泰の祭事を仕え奉り、元応２年３月１１日には官幣使の下向を仰げり。 現御本殿は三間社流造り、鎌倉時代の様式を伝える県内最古のものと云われる。 明治５年郷社に列す、昭和の卸代も天皇陛下御即位60年と云う史上比類なき御慶事を寿ぎまつる年に、当社遷座一千年の式年大祭を迎え、縁由の奇しきことなり。ここに奉祝記念の碑が建立さる。 宮司 神杉洋 社頭掲示板 |
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神杉伊豆牟比咩神社 本社は延喜式内社であると云われ、武内宿弥が東南諸国巡周中、祈願のため当地に一社を創設し、荒志社と称していたが、その後、天武・近衛・六条天皇の祈願所となり、和銅2年神杉六所宮と改称。六所とは紀大臣六帝に暦事したものであり、神杉とは通称杉加平と称する地名の杉加の加が神に転じたものと伝えられている。社殿は鎌倉、桃山時代の造営。 石川県神社庁 |
