古来、気多神社の摂社とされ、その管理下にあつた。 往古、神験霊異があつて大穴持神の神像石を奉祀したのに創まるのであろう。古代の石神信仰に発するものである。 境内を入ると右側に地震石とよばれる霊石があり、この石をもつて古代の神像石とする説がある。 長さ90cm余、幅60cmばかりで、地上に露出すること24cmあまり、石の柵をもつて囲んでいる。 |
大穴持像石神社 貞観2年(860)宿那彦神像石神社と共に官社に列し、延喜式内の社である。往昔より寺家部落の産土神として信奉されている。明治16年県社に列した。境内の入口右側に地震石があり、古来、この石のためにこの地には地震がないと伝えている。 石川県神社庁 |