平地で田の中のに鎮座する小社。叢林は良く目立つ。本殿下にわらじが多く懸けてある。 |
御刀神社 日本武尊東征の際勧請せし神であり、延喜5年(905) 醍醐帝の御宇、御正体を納め國家鎭護の神とした。寛喜元年(1229)行方連當社を崇信し、神殿を造替へ、神田若干を寄進した。大社にして社を隔て二百間南方に鳥居を建て鳥居門と称したが、後世に至り小祀となり神田を失ふ。近世に入り、元禄9年(1696)2月修覆、正徳2年(1712)藩主相馬尊胤より敵領五石(『奥相志』には前述の如く五石三升)を寄付された。明治3年、社領が廃された。 郷土誌 |