御刀神社
みとじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】御刀神社 陸奥国 生方郡鎮座

   【現社名】御刀神社
   【住所】福島県南相馬市鹿島区北右田釼宮112
       北緯37度42分5秒、東経140度59分25秒
   【祭神】経津主神
       『奥相志』素盞鳴尊

       地名の「釼宮」や社名にもあるように「剣」を祀る神社で、神体も記録によれば「千歳の古刀」であるという。
   【例祭】4月15日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】日本武尊東征の際勧請
       延喜5年(905)国家鎮護の神とした
       寛喜元年(1229)行方連造替・神田寄進
       元禄9年(1696)2月修覆
       正徳2年(1712)藩主相馬尊胤五石三升寄付
       享保元年(1716)修復
       元文3年(1738)修覆
       寛政6年(1794)11月社殿造営
       文政元年(1818)修復
       天保11年(1840)修復
       慶応2年(1866)修覆
       明治9年拝殿造営
       明治11年村社
       同24年4月修覆
       同32年4月本社造替
       同40年10月、本殿、幣殿ともに再建
       平成23年3月11日東北地方太平洋地震の大津波により被災

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿銅板葺流造
       幣殿・拝殿

   【境内社】八坂神社

平地で田の中のに鎮座する小社。叢林は良く目立つ。本殿下にわらじが多く懸けてある。


御刀神社

日本武尊東征の際勧請せし神であり、延喜5年(905) 醍醐帝の御宇、御正体を納め國家鎭護の神とした。寛喜元年(1229)行方連當社を崇信し、神殿を造替へ、神田若干を寄進した。大社にして社を隔て二百間南方に鳥居を建て鳥居門と称したが、後世に至り小祀となり神田を失ふ。近世に入り、元禄9年(1696)2月修覆、正徳2年(1712)藩主相馬尊胤より敵領五石(『奥相志』には前述の如く五石三升)を寄付された。明治3年、社領が廃された。

郷土誌



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