往古は山頂への道の途中に鎮座したという。今も祠が存するという。 |
曽波神社 平安時代の延喜式神名帳に記載されている神社を式内社という。石巻地方では十社記載され、これらは「牡鹿十座」といわれている。 この神社はその中の一社である。祭神は志波彦尊である。 社頭掲示板 |
曽波神社 創祀年月知るに由なけれども上代より石巻の北西6キロ、北上川の西岸曽波神山上に御鎮座あり曽波明神と称す。延喜の制当郡十座の小社に班す。(延喜式)明治7年4月村社に列す。同42年12月曽波山の愛宕・雷神の雷神・上中埣の高玉の諸神社を合祀する。 宮城県神社庁 |
曽波神駅 駅名由来 当駅の東南に曽波神山(標高九八m)と呼ぶ、やや円筒形をした小高い山が石巻平野の片隅にあります。別名を愛宕山ともいい、中腹に曽波神社、山頂には愛宕神社が建てられています。 曽波神社は古くからこの小高い山に鎮座しています。祭神は志波彦尊で、延喜神明帳(律令施行の細かい規則)にも記載される「式内社」に列せられる古い神社です。 神社名の「曽波」は、アイヌ語の「ソ・ハ」で、「ソ」は水中の隠れ岩、「ハ」は水や潮が引くという意味であって、太古、石巻・大崎平野が海であった時代に、この小高いは、対岸の金山から見ると潮の干満によって、あるいは大きく、あるいは小さな岩となるので、「ソハ」と名づけられたものと考えられています。 この地名の由来を受けて、昭和31年(1956)4月5日、石巻線の曽波神駅が開業しました。 曽波神駅掲示板 |