古くより真野村の未ヶ崎に鎭座し寛永年間牧山へ遷座という 寛永12年6月23日から27日の洪水により真野の地の人家も激減したため神事を続けることができず槇木山(牧山)の観音堂へ遷。 |
零羊崎神社 延喜式内社 祭神 豊玉姫命 秋津彦命 速秋津姫命 祭神 日本武尊 「白鳥宮」考 大化の改新(645)以前の日本は大和地方(奈良県)の豪族達が連合して政権(大和朝廷)をつくり、地方の征服に数百年かけて日本の統一に成功した。北上川沿いを進んだ大和勢力の中に白鳥軍団があり、真野の地に白鳥宮があることは白鳥軍団が拠点とした地と考えられる。 21世紀開始記念 平成12年1月吉日 社頭掲示板 |
零羊崎神社 本社八大寳弐年ノ創祀ト傳ヘラレ明治20年3月23日燒失。大正4年11月10日村長橋武治、阿部丈松、三浦廣等協力シテ社殿ノ造營明治7年4月村社ニ列ス。この社は、元白山神社と称し、真野村の鎮守であった。明和9年のころ既に土人は式内零羊崎神社という。式内社は牧山にあれば疑問あり。されど、村内に宮小路、祭田、宮田などと呼ぶ地名あり。これは恐らく葛西家の寄進にかかる祭田があった遺称であろう。天正末領主葛西家采地を喪いその家が亡んだので社も亦荒廃して、神輿は牧山観音堂中に移したと伝える。 宮城県神社庁 |