黒沼神社
くろぬまじんじゃ 所在地 社名

















   【延喜式神名帳】黒沼神社 陸奥国 信夫郡鎮座
          (旧地)黒沼神社【旧地】

   【現社名】黒沼神社
   【住所】福島県福島市松川町金沢字宮ノ前45
       北緯37度40分13秒、東経140度28分52秒
   【祭神】沼中倉太珠敷命
   【例祭】4月2日 春季例祭
   【社格】旧郷社
   【由緒】治安3年(1023)月峯より遷座
       保安3年(1122)七戸の祭礼座敷の順番を定める
       明治5年村社
       明治29年郷社

   【関係氏族】
   【鎮座地】治安3年(1023)月峯より遷座

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿流造柿葺丹塗
       拝殿・幣殿・宝藏・神輿殿

   【境内社】神明宮・三社神・足尾神社

現在地の南方の月峯山の麓に黒沼あり、沼中の黒鬼が災をなしていたが、老翁の教えにより沼中闇魂命と称し黒沼の神として祭つた。その後現在地に遷したという。


羽山ごもり

国指定重要無形民俗文化財
    昭和55年2月1日指定
金沢 羽山ごもり
羽山ごもりの神事は金沢郷を開拓せし先人が開拓の艱難辛苦に堪えるため、神と人との結びつきを選び 羽山信仰をとり入れきびしい修練の予祝行事を行い農耕を司る人作りをしたのが起りとされる。
この神事は金沢の男子が別火により旧11月16日より3日間(以前は12日より7日間)こもり屋に籠り水垢離を取り精進潔斎のなかで二日間の予祝行事が行われる
18日の早朝お山がけとなり羽山の山上にて羽山神より翌年の金沢のすべてについて託宣を受ける。
この羽山ごもりは原始的な古い日本人の信仰の姿が残って居る貴重な神事である
依って重要無形民俗文化財として国の指定を受ける。

社頭掲示板



黒沼神社十二神楽

福島県指定重要無形民俗文化財
    昭和55年3月28日指定
黒沼神社十二神楽
十二神楽は黒沼神社の祭礼に奉納するために元和3年村人五名を江戸に遣わし修得させ後に二見より師匠を招き修練させ祭礼に奉納したのが起りとされる
以来今日迄幾多の盛衰はあっても連綿として保存伝承されて4月3日・4日の(現在第一土、日曜)黒沼神社の祭礼に奉納されて居るこの神楽はこの社独特に伝わる出雲流の神楽で舞も拍手もしっかりした四方固めで演舞されて居り文化財として高く評価されて居る
第60回伊勢神宮式年遷宮(昭和48年)には県代表として十二神楽を御奉納申し上げた、依って重要無形民俗文化財として県の指定を受ける。

社頭掲示板



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