仁賢天皇の時代蘇我石川宿禰の末裔がこの里を開き、君祖三韓平治の広徳を仰いで、二宮山上に弓箭の祖安産の祖と崇敬して三柱の神霊を祭祀したという。 文明元年(1469)または天正4(1576)年現在地に遷座。 |
伊古乃速御玉比売神社 ふるさと創生二ノ宮山周辺整備事業 滑川町では「ふるさと創生事業」の資金活用について、広く住民参加による計画を進めるため、町民のみなさんからアイディアを募集したりアンケート調査を行いました。 町民が望んでいることは、「自然を生かしながら、人とのふれあい」を求めていることでした。 二ノ宮山周辺は、赤松・ナラ・クヌギなどが自生して自然が美しく、四季を通じて趣があります。 頂上に立つと西北に秩父・三国連山を望み、東南には広々とした平野を見下ろす景観は当地方屈指の景勝地です。 二ノ宮山は、その昔武内宿彌が東国を巡察した折り、この山に登り里の状況を視察したと伝えられています。 その後子孫が宿彌、神功と応神の三神を祀ったのが比企郡の総社といわれる伊古乃速御玉比売神社です。 山頂の神社は、伊古乃速御玉比売神社の奥社として祀られており古くは二ノ宮山自体が信仰の対象となっていました。 この自然と歴史ある山頂に町のシンポル施設として、展望塔を建設しました。 二ノ宮山の位置 北緯36度4分19秒 東経139度20分6秒 海抜131.8m 展望塔の概要 高さ全高23.7m 展望台21.Om 中間展望台7.3m 面積展望台41.0u 中間展望台82.4u 建設年度 平成6年度 平成9年3月 滑川町 社頭掲示板 |
伊古乃速御玉比売神社 改築記念 宮司七十八翁能見武一先生篆額 鎮守伊古乃速御玉比賣神社はこの二宮の山上に祭祀されていた仁賢天皇の御代の草創といわれ延喜式神社帳にも明記されており昔は阿州大明神とよばれた大社で比企郡の総社でもあった 文明年間当時の伊子村の中央現在地に移し祀られたと伝えられているそして里人は二宮山上の跡地には小さな祠を建て奥の院と称して崇敬してきた豊作の神として名高い群馬県の榛名神社を合祀し毎年4月15日に例祭を行っている 現在の祠はいつの頃建てられたものかつまびらかでないがながい風雪のため老朽化したので今回氏子総代等相謀り建築委員会を組織して大字内及び郷土出身の人々知名人などの協賛を仰ぎここに社殿の改築をしたのである 昭和48年4月吉辰 早川文泉撰文 木村倉之助書 武藤次郎施工 社頭石碑 |