創建は明らかでない。日名郷は古くより開かれた土地で、伊勢神領地の故、神明宮を祀った。また「延喜式内社」の日長明神ともいわれる。 |
由緒 創建は明らかでない。日名郷は古くより開かれた土地で、伊勢神領地の故、神明宮を祀った。また「延喜式内社」の日長明神ともいわれる。日長明神は碧海郡に属すが、この地郡界にある「文徳実録」に仁寿元年(851)10月、三河国日長神従五位下を授く、とある。「国内神名帳」従四位下日長明神とある。近くの釈迦堂の鰐口の銘に額田郡日長大明神、宝永6年(1709)11月と記し、延喜式内社という説が強い。明治5年10月12日、村社に列し、同10年4月、無格社八幡社、春日社を合祀す。同40年10月26日、供進指定をうけた。同43年1月30日、八幡社、春日社、境内社の御鍬社、隠神明社、八面社、美女化社、蔵巡社を本社に合祀した。 全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年 |
神明宮 社記 神明社(十級) 一、鎮座地 岡崎市日名西町16−2 一、祭神 天照皇大神 天児屋根命 宇迦魂命 応神天皇 一、鎮座の由来 社記によれば日名郷の開拓は古代より行われ、矢作川沿岸に位し、交通の便よく此の地方は、伊勢神領地の関係で、神明宮奉祀された、又延喜式内社日長神社とも有る、日長明神は、 碧海郡と額田郡の郡境に有り、文徳実録に、仁寿元年(851)10月三河国日長神社従五位下、日名大明神宝永6年(1709年)11月と記し、延喜式内社と言い、又、郷中釈迦堂所蔵鰐口の銘に、奉掛三河国額田郡日名大明神宝前、宝永6年冬11月吉祥日、三島左衛門藤原政興より鰐口を奉志、明治5年10月12日村社に列せられ、同10年4月、蕪格社八幡神社、同春日神社を相殿として合祀し、同10月神饌幣帛料供進神社に指定される。 同43年1月30日、合殿八幡社、春日社、及び境内神社、稲荷社、祭神は、宇辱迦魂命祀る。 もとは、矢作川堤付近、大杉の根元あり祀られていた、その他八幡(西)社、美女化社、蔵巡社(同町新居浦祀る)など合祀ると記録がある。 一、祭礼 1月1日新年祭 3月8日祈年祭 7月8日春日祭 10月 秋大祭 12月8日新穀祭 平成15年4月吉日 氏子総代会長 早川四郎 社頭掲示板 |