桜ヶ丘の河川公園の北に隣接して鎮座している。 堤防の下の低地であり古来鎮座の地とは思いにくい。 茨田郡門真三番村字細屋から、往昔洪水の時に御神体が流され、それを秦村の人が拾い取つて当地に祀つたという伝がある。 渡来した秦氏が天体崇拝思想から、星辰を祀つたものと思われ、この神社の西に国松と呼ぶ地区があり、ここに秦川勝の墓と伝えられる五輪塔がある。 この境内の樹を伐り草を刈ると腹痛を起すといわれるが、秦(はた)・太秦(うずまさ)地区の人だけには障りがないとされている。 |
細屋神社 延喜式神名帳に記載されている神社(式内社)で、市内3社の内の1社です。祭神は秦の記録に天神星屋、星天宮と記されており、祖先からの天体崇拝の思想から日月星辰の運行を司ってこの地域の集落や農業豊穣の守り神として祭祀されていたものと考えられます。この境内の木を切ったり、草を刈ったりすると腹が痛くなるが秦、大秦の人々だけは別であると言われており、土地の守り神として尊ばれています。 社頭掲示板 |
細屋神社 細屋神社は市内に三社ある式内社(平安時代に編集された「延喜式」に記載されている神社で延喜式内社ともいわれます。)の内の一社で神楽田という小字の地に鎮座しています。 祭神については不明ですが、古い記録等に「天神」や「星座」というが見られることから、天を祀る神社・星を祀る神社と考えられます。 この神社には、境内の木を切ったり、草を刈ったり、近くの小川の魚をとると腹が痛くなるという言い伝えがありますが、秦・太秦の人々だけは別だと言われています。 村の人々とこの神との結びつきを伺い知ることができます。 寝屋川市 社頭掲示板 |
細屋神社 鍬 細屋は保曽也と訓べし○祭神詳ならず○今讃良郡太秦村に在す、今天神と称す、(河内志、同名所図会)、 神社覈録 |