雄略天皇13年の創建と唱へ、朱印領二石八斗余、代々の神主家宮川氏が居られるが、地理的に疑問もあり、『特選神名牒』同様、式内社と判定は出きない。(式内社調査報告) 本殿は古墳の上に鎮座 |
表門神社 祭神は木華開耶姫建御名方命を祀る。本社は一に八乙女権現と言う。 天文11年創立氏子約130戸。 本社の主社はもと上下諏訪両社にてこれ何れの時にか八乙女神社社中に遷し祀りしものなるべし、今も古諏訪という処あり。昔は毎年7月21日西郡今諏訪村へ御幸あり。一宿して翌日還幸す。往□とも中郡成島村八幡宮林中にて休憩すという。 昭和57年12月吉日 社頭掲示板 |
表門神社 式内社なり。雄略天皇乙酉年甲斐国造岩戸の地に勧請。社後方には、御祭神に関はる高貴婦人を葬する一丘あり。貞観6年富士山焼崩の砌、諸祈願奉幣あり。永暦2丁亥年現地に社殿造営ありて、岩戸より八乙女権現、古諏訪の地より土神の諏訪明神を遷祀する。中世までは西郡今諏訪村御社まで御幸あり。又社地の傍らに同村、長泉寺開基の守り本尊である十一面観音を安置したといふ記録もあり。 山梨県神社庁 |