隣地は「水の宮公園」。里中やや山近くに鎮座する。雄略朝または仁明朝の創設という。 弘治2年(1556)の棟札には「井俣宮八王子権現」とある。 式内社調査報告は「現在、山梨市小原西の大井俣神社は、古くから水神とされてゐるし、小原西の大井俣にあつたとあるので、一応ここを式内大井俣神社に宛ててよいのではなからうか。」としている。 |
大井俣神社 延喜式載の式内社と伝へられ、仁明天皇嘉祥2年2月7日、水難鎮護のため勧請したもので、水の宮明神ともいふ。黒印社領一石七斗二升、社地一町八反九畝二五歩、祭典は古くは9月21日であった。昭和46年拝殿改築、翌年県道をまたいで建立してゐた大鳥居を境内正面に移築した。 山梨県神社庁 |