「笠野郷十八箇総社笠野神社」としてこの地域の中心的神社として崇敬されてきた。 |
笠野神社 勧請年月未詳。延喜式内社の古社にあてられ、往古より笠野一郷18ヶ村の惣社として知られる。 石川県神社庁 |
笠野神社 津幡町笠谷地区の笠池ケ原(かさいけがはら)区に、ヤブツバキの巨木で有名な笠野神社があります。同神社の祭神は、手力雄命(たぢからおのみこと)です。昔から笠野郷18カ村の惣社として、旧笠谷村の中心的神社として崇敬されてきました。 集落東南部の「ミヤノシロ」と呼ばれる高地にあり、その下方の「イケノクボノツツミ」と呼ばれるため池は、同神社の御手洗池(みたらしいけ)だったと伝えられています。地名の「笠池ケ原」は、このため池が笠のような丸い形をしていることから、そう呼ばれるようになりました。津幡町史によると、その昔、この池には大きなメダカがいて、眼の悪い人が食べると治るといわれています。 同神社の境内には、ヤブツバキの巨樹があります。高さ7メートル、幹周り2.3メートルを誇り、県内第1位にランクされています。ここのツバキは大昔、この地を覆っていた原生林の一種です。 津幡町観光ガイド |