郡家神社
ぐんけのじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】郡家神社 加賀国 加賀郡鎮座

   【現社名】郡家神社
   【住所】石川県金沢市吉原町チ83
       北緯36度36分40秒、東経136度41分34秒
   【祭神】大名持命 (合祀)菅原道真 少彦名命
   【例祭】4月 8日 春季祭 9月 15日 秋季祭
   【社格】旧村社
   【由緒】天平年間の創祀
       貞観18年(876)7月21日従五位下
       延喜5年(905)神託によつて現地に遷座
       明治初年社名を少名彦那神社と称す
       明治6年8月村社
       明治45年神饌幣帛料供進神社指定
       大正9年3月社名を郡家神社に変更

   【関係氏族】
   【鎮座地】初めの鎭座地は、西南方の山間オクノミヤの杉の水あたり
        その後現在の地に

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「郡家神社」と称していた
   【社殿】本殿流造銅葺
       拝殿・控所・集会所

   【境内社】

古代の郡衛の所在地に祀られたところから社名となったのであろう。
神社の南方一帯の谷間を「グンガダニ」と称している。現在、「グンガグニ」の地は埋めたてられて金沢松陵工業高校のグランドになつている。


郡家神社

延喜式内社で、聖武天皇天正5年の創祀と伝え、もと吉原村山中杉ノ水と称する霊水の辺りに在ったが醍醐天皇延喜5年現在地に移り、延喜の制、国幣小社に列せられ、貞観18年正六位から従五位下を授けられた古社にあてられる。奈良朝より加賀国造石撞別命累代の崇敬篤く、社領の寄進等あり、明治6年8月村社に列格。

石川県神社庁



郡家神社

従五位下 延喜式内社
郡家神社 「別名 薬師の宮」
御祭神 
大己貴命(大国主名)  少彦名命 菅原道真
創建
天平5年 西暦733年(1277年前)
延喜5年 西暦905年(1105年前)現在地に鎮座
明治40年 建替 奥の宮 菅原神社を合祀
昭和27年 奥殿建替
平成15年 拝殿建替
従五位下
貞観18年(876)7月21日
正六位上から従五位下に昇叙が宣下
延喜式内社
延喜式の第9・10巻の神名帳に記載されている全国の神社2861社3152座(御神体)をいう。加賀の郷十三社の一社
郡家
大宝2年(702)に制定された大宝令によって郡制がしかれる。吉原村は郡支配の拠点であり、郡家がおかれていたので郡家神社と名付けたといわれる。それぞれの郡に一の宮が置かれることを見ても加賀郡の一の宮ということになる。
別名 薬師の宮
薬師は現在地より西方150mの位置に清水が湧き出る■■に鎮座していた。この杉の水を飲むと万病に霊験があり霊水と認められ、郡家神社を別名「薬師の宮」とも言われ、医薬の神としても、信仰を集めた。

延喜5年現在地に鎮座された時に植え替えられたものと推定され、約1100年の樹齢を持ち、金沢市の指定樹木になっている。
平成23年4月

社頭掲示板



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