支布佐神社
きふさじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】天穗日命神社 出雲国 能義郡鎮座

   【現社名】支布佐神社
   【住所】島根県安来市吉佐町365
       北緯35度24分26秒、東経133度18分47秒
   【祭神】天穗日命
   【例祭】10月9日 例大祭
   【社格】旧郷社
   【由緒】天平5年(733)2月30日「支布佐社」『出雲国風土記』
       仁寿元年(851)9月16日従五位下
       天安元年(857)6月19日預官社
       明治5年郷社

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「天津大明神」と称していた
   【社殿】本殿大鳥造銅板葺
       祝詞舎・神樂殿

   【境内社】

能義郡は遅くも九世紀後半にはすでに意宇郡から分かれて成立した(延喜式の成立とほぼ同時期)ところが能義郡の式内社のうち、野城神社その他が旧来の意宇郡の中に残されたままであり、当社一社のみが新設能義郡に記載され、なお出雲国の最後尾に記載されているのには何らかの理由が在るのか不詳。
「天穂日命神社」比定社には他に、天穂日命を祖とする出雲国造の代替わりに参拝・奉幣があったといわれる「能義神社」があるが、正徳年間(1711〜1716)と明治初期の2回にわたり論社争いがあり、この社・吉佐村の国津大明神(現支布佐神社)に軍配が上がっている。


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順悠社