佐伯神社
さえきじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】佐伯神社 出雲国 神門郡鎮座

   【現社名】佐伯神社
   【住所】島根県出雲市神西沖町844
       北緯35度19分56秒、東経132度41分35秒
   【祭神】天照大御神 須佐之男命
       (配祀)天之忍穗耳命 天之菩卑命 天津日子根命 活津日子根命 熊野久須毘命
       多紀理毘売命 多岐津比売命 市寸島比売命

   【例祭】4月19日 例大祭
   【社格】旧村社
   【由緒】天平5年(733)2月30日「波加佐社」『出雲国風土記』
       中古から近世にかけて那売佐神社に合祀
       天和元年(1681)造営「日御崎大明神」と称
       正徳5年(1715)「佐伯神社」と称
       明治5年村社

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「日御埼大明神」と称していた
   【社殿】本殿大社造曽木葺
       幣殿・拝殿・社務所

   【境内社】大山神社・荒神社・貴船神社

「式の佐伯神社は風土記の在神祇官社の「波加佐社」であらうが、中古から近世にかけて那売佐神社の神職武田家が當社の神職をも兼帯するやうになつて何時しか合祀され、從つて當社も衰徴してしまつたものと解され、祭神も不明になつたのであらう(那売佐神社由緒書では伊邪那伎命となつてゐる)。やがて神西沖町の干拓が貞享4年(1678)の差海川開通を機にして始まり、耕地化が進み、その地の住民が、氏神としてかつて祀られてゐたと思はれる日御碕神社の祭神を奉齋し、やがてこれを佐伯神社として復活した」『式内社調査報告』
佐伯は、伯佐の誤記だとされている。


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