風土記の「意保美社」に相当する。 神社の背後には風土記にいう出雲御碕山があり、神社の右側には近江川が流れて日本海に注いでいる。風土記の「意保美小川、源出雲御崎山、北流入大海」とある意保美小川がこれである。この意保美の地名をとつてこの社の名とし、御祭神はこの山を持ち司り給う「おほみなかみの命」であると思われる。 |
意保美神社 御祭神 猿田彦命 ( さるたひこのみこと ) 天鈿女命 ( あめのうずめのみこと ) 例大祭 10月15日 獅子舞 神事花あり。 神紋 菊花 由緒 出雲国風土記 ( 733年 ) には、意保美社 ( いほみのやしろ ) 、延喜式 ( 927年 )には意保美神社と記載されている。 江戸時代には、烏姫明神 ( おほひめみょうじん ) と称したこともある。 雲陽誌 ( 1717年 ) には 「 烏姫明神、祭神・素戔嗚尊 ( すさのおのみこと )。天文3年 ( 1534年 ) 尼子経久造替の棟札あり。」と記されている。 境内社 蚕養社 ( こかいしゃ ) ・山の神・賽の神 その他 神宮寺あり、観世音菩薩を祀る。 社頭掲示板 |