風土記の「伊奈佐乃社」に相当する。 出雲大社境外摂社。 天孫降臨に先立つて、天神の御使として建御雷神がこの稻佐濱に降り坐して、大国主神と國譲りの話合いをされた由緒ある場所に鎭座されている。 境内に入ったら、ひとことも口をきいてはいけない。そのまま黙ってお参りをすると、願いが叶う。という伝承がある。 |
因佐神社 祭神 建御雷神 この神は天つ神の御使いとして大國主大神の御許においでになり稲佐の浜に於て國譲りの交渉に当られた神であります。 鹿島神宮、茨城県鎮座の御祭神でもあります。 祭日 1月13日、5月13日、9月13日、12月25日 社頭掲示板 |
因佐神社 本殿遷座祭 出雲大社境内から西へ1.1km、大社町稲佐の稲佐浜辺に御鎮座で、建御雷神(たけみかづちのかみ)をお祀りする因佐神社(いなさのかみのやしろ)は、平成27年2月11日に仮殿遷座祭をお仕えし、それ以来約8ヶ月をかけて、御屋根の檜皮の葺き替え、木部・金物の補足などの御修造を行ってきました。そして先般全ての御修造が調い、10月16日の午前11時より清祓、午後6時より本殿遷座祭がそれぞれ斎行されました。遷座祭は宮司の斎主によってお仕えされ、因佐神社の社守や町内氏子の皆様にも参列いただきました。 遷座祭では先ず、建御雷神の御仮殿となっている上宮拝殿にて祭典を斎行。御仮殿の御神前にて祝詞が奏上されると、御神体が御神輿へと奉安され、「オー」という警蹕の声が浄闇に響き渡る中、先祓いの神職を先頭に延導幣や錦旗、八重榊など威儀物奉持者の行列が従い、絹垣に囲われた御神輿がゆっくりと約150m北の因佐神社へと遷座されました。 その後、因佐神社への御遷座が滞りなくお仕えされると、御神前には次々とお供え物が進められ、宮司による厳かな祝詞奏上がなされ、参列代表者の玉串拝礼がなされて遷座祭が執り納められました。 出雲大社HP |