由貴神社
ゆきじんじゃ

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　　　【延喜式神名帳】由貴神社　出雲国 意宇郡鎮座

　　　【現社名】由貴神社
　　　【住所】島根県松江市馬潟町266
　　　　　　　北緯35度26分57秒、東経133度7分14秒
　　　【祭神】速秋津日子神
　　　【例祭】10月9日 例祭
　　　【社格】旧村社
　　　【由緒】天平５年（７３３）２月３０日「由貴社」『出雲国風土記』
　　　　　　　天文１１年(１５４２)１１月大内義隆出雲國に侵入し社殿焼失
　　　　　　　享保２年(１７１７)王子権現と称『雲陽誌』
　　　　　　　明治に「由貴神社」と改称
　　　　　　　明治５年村社
　　　　　　　大正９年１０月７日神饌幣帛料供進神社指定

　　　【関係氏族】
　　　【鎮座地】移転の記録はない

　　　【祭祀対象】
　　　【祭祀】江戸時代は「王子大明神」「王子権現」と称していた
　　　【社殿】大社造銅板葺
　　　　　　　幣殿・拝殿
　　　【境内社】馬潟荒神

風土記の「由貴社」に相当する。 現在の社地は中海より大橋川を若干入った南側に鎮座しているが、昔は殆ど中海に面して建っていたのではないか。 もとは線路南方の丘陵が河畔際まで迫り出して集落に対して高地にあり、本殿のみがぽつんと浮いて見えるほどであったとのこと。線路や車道の開通にともない、法面崩壊の危険性から社殿が切り下げられ現在の境内が形成されたようである。

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