淡路神社
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   【延喜式神名帳】淡路神社 和泉国 和泉郡鎮座

   【現社名】淡路神社
   【住所】大阪府岸和田市摩湯町576番地
       北緯34度27分46秒,東経135度26分10秒
   【祭神】菅原道真
       『大日本史神祇志』水霊
       『神名帳考証』大国御魂神 不破内親王

   【例祭】10月8日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】『国内神名帳』従五位上
       祭神も勧請年月もさだかでない
       永正14年(1517)社殿を改築し、菅原道眞を合祀
       明治5年(1872)村社

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】水霊
   【祭祀】
   【社殿】本殿春日造桧皮葺
       拝殿

   【境内社】
   【宮寺】長泉寺が同一の境内に存在した

祭神も勧請年月もさだかでない。
すぐ西傍に摩湯山古墳があり、不破内親王の墓との傳説もある。
氷上川継の謀反が発覚し、川継は逮捕されて伊豆に流されたが、その生母不破内親王も連座して淡路に配された。延暦14年さらに和泉に徒せられた折、淡路国津名郡の伊佐奈岐神社より勧請されたのが当社であるともいう。
また、古事記の仁徳天皇の條文を引用して、楠本神社を木霊、淡路神社を水霊を祀るとする。


淡路神社

式内淡路神社の由来
所在地 岸和田市摩湯町576番地
社域 2910坪
祭神 伊佐奈岐命 菅原道真
例祭 元旦祭 1月1日
   節分際 節分の日
   種蒔祭 4月25日
   秋祭  10月地車祭日
   収穫祭 11月23日
   月例祭 毎月25日
由来
当社は延喜式神明帳に記載されている古社ではあるが創建についての直接の史料は現存せず、言い伝えとして、聖武天皇の皇女「不破内親王」が延暦14年(795年)に淡路より当地に移り住まわれた際に伊弉諾(いざなぎ)神宮より分祀されたものとされている。
永正14年(1517年)に社殿が改築され、菅原道真が合祀された、なお、当社は明治5年に村社となり以降、摩湯の産土神として氏子たちに守られてきた。
淡路神社は明治の廃仏毀釈により神社のみとなったが、それ以前は神仏習合であリ長泉寺が同一の境内に存在した。その名残が長泉寺井戸であリ、当時の仏像は町にて保管され現在は大師堂に安置されている。
当社は北緯34度27分46秒、東経135度26分10秒に位置し、伊弉諾神宮と伊勢神宮を結ぶ線上に祭祀されているとの説も在り、参道鳥居前には伊勢神宮遙拝の大神宮灯篭が建立されている。
尚、新参道の大鳥居は昭和56年に建立され、新拝殿は平成10年に本殿の修復に併せ建て替えられた。

社頭掲示板



淡路神社

淡路は阿波知と訓べし○祭神水霊歟、(考証に、大國御魂神といふ、今從はす、〇南郡山直郷摩湯村に在す、(和泉志、式社考、)
神位
國内神名帳云、南郡從五位上淡路社、

神社覈録



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