井田神社
いたじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】井田神社 伊豆国 那賀郡鎮座

   【現社名】井田神社
   【住所】 静岡県沼津市井田 1
       北緯34度59分56秒,東経138度47分3秒
   【祭神】大国主命
       『神名帳考証』(延経)「稲霊」
       明治22年神社明細帳 大己貴命

   【例祭】10月9日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】創立年代を詳にすることはできない
       永禄13年(1570)9月1日修造
       慶長12年(1607)造営
       明治6年8月4日村社

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「井田明神」と称していた
   【社殿】本殿木造流造
       拝殿・庁舎

   【境内社】

この地は古来井田郷と称され、社名もこの地名より興ったと思われる。
神階帳・那賀郡従四位上ゐたの神明に相当。
集落の奥。谷奥の社で樹林深い。
社傍の井立山妙田寺は往古当社の別当と伝。


井田神社

当社は延喜式神名帳(927年)伊豆国那賀郡井田神社にて、伊豆国神階帳従四位上ゐたの明神に相当すとなす。
往古、大古久明神と称し、永禄13年(1570年)修造、慶長12年(1607年)の上梁文に井田荘七箇村鎮守井田明神として村の産土神であり、農漁商工の守護神とし尊崇され、境内には数百年を経たうっそうたる神林があり、その面影がうかがわれる。
社傍の井立山妙田寺は往古当社の別当なるべしと伝えられる。
明治6年8月 村社に列す
境内 207坪
社殿 本殿 権現造 檜皮葺く、向拝に彫刻を施す
雨覆兼拝殿流造
社宝 永禄13年(1570年)棟札
沼津市教育委員会

社頭掲示板



海から分れた明神池

煌めきの丘の眼下には井田の小さなまちなみと、そのそばに広がる田畑が見えます。田畑の南側には、淡水を湛える明神池があります。
これら田畑はかつては入り江でした。駿河湾の海流に運ばれた周辺の岩や土砂は戸田の御浜岬のように帯状にたまっていきました。このようにしてできた細長い岬を「砂嘴」といいます。砂嘴が少しずつ伸びていき、海と切り離されたのが、この井田の集落です。
池には淡水魚をはじめとした多くの生き物が棲み、周囲に整備された遊歩道では、四季折々の草花を楽しむことができます。

社頭掲示板



井田神社

井田は為太と訓べし、和名鈔、(郷名部)井田、〇祭神詳ならず○君澤郡井田村に在す、今池明神と称す、例祭
類社
伊賀國伊賀郡猪田神社
神位
國内神階記云、從四位上ゐたの明神、

神社覈録



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