全国神社祭祀祭礼総合調査には社名「箕勾神社」とあるが、神社本庁の神社明細書には「箕白(みのわ)神社」とある。 尾根の上に鎮座し、道はわかりにくい。 一棟五扉の本殿中央に天神及今天神、向つて右に日光一扉・月光一扉、向つて左に熊野権現二座を二扉に祀つているという。 当社および野本神社両神社の背後の森の中に箕勾石と称する霊石がそれぞれ一基づつあり、神殿修造の時に神霊をこの石上に安置するという。 |
箕勾神社 箕勾は美乃和と訓べし〇祭神在所等詳ならず 國図云、峯輸村にあり、○伊豆志ニ、峯輪村ノ野本ニ神明トテアリ、一祠ニシテ両扉、元和2年ノ棟札ニ、大神宮大六天魔王野本村鎮守也トアリ、享保ノ初火災、今小祠トナル、旧記ミナ焚タリ、又西縄ノ天神原ノ天神、延慶元年、慮永32年ノ棟札アレドモ字ヨメガタシ、熊野権現ノ神像トテ十二アリ尤古シ、古鏡六、大小ノ鐸二、磐一アリ、祭式古風也、又箕勾石二ツアリ、上古ノ神体也、コノ二祠イヅレニヤ未定、 神位 國内神階記云、從四位上みのわの明神、 神社覈録 |