創建は延喜6(906)丙寅6月17日でもと天地大明神といっていたが、明治6年9月に天地神社と改称した。 竹村茂雄は『伊豆国式社考』において"志"なる文献に平井村の天地明神が阿米津瀬気多知命神社に比定されていることを附記している。 |
天然記念物 昭和27年4月1日県指定 天然記念物 天地神社大楠 伊豆地方では最大のクスノキである。樹姿は未だ若々しく樹葉がよく茂っている。幹は著しく肥大して巨大であるが、その割に樹齢は長くないように思われる。(推定八百年) 根廻り 30.0m 目通り 13.5m 樹高 31.5m 枝張り 東西約 35.0m 南北約 25.0m このほか境内には数本の大きなオガタマの木がある。この木は後世に残したい文化財五十選である。 昭和61年9月15日 柵改修記念に之を建てる 田方郡函南町平井 天地神社 社頭掲示板 |
天地神社概要 社名 天地神社 社格 村社 所在地 函南町平井1214-1番地 境内地面積 1714平米 創建 延喜6年6月(西暦906年) 祭神 天津彦火瓊瓊杵尊 瓊瓊杵尊は稲作を広めた神、天照大神の孫で、天照大神の命によってこの国を統括するための高天原から日向国の高千穂峰に降り、大山祇神の娘木華之開耶姫を娶り、火照命(海幸彦)、火閲降命、彦火火出見命(山幸彦、神武天皇の祖父)を設けた。 天地神社は、平安時代前半、伊豆山大権現から遷したとの棟札があり、稲作の豊作を願い、天(天候)、地(土、地方)の恵みを祈願した。 社頭掲示板 |