奈胡谷神社
なごやじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】金村五百君和気命神社 伊豆国 田方郡鎮座

   【現社名】奈胡谷神社
   【住所】静岡県伊豆の国市奈古谷 1399-1
       北緯35度4分17秒,東経138度57分53秒
   【祭神】金村五百君別命
   【例祭】10月15日 例祭
   【社格】
   【由緒】『伊豆国神階帳』「正四位上奈胡谷の明神」
       元禄年間(1688−1704)に杉崎神社と改称した
       明治11年社号を杉崎神社と改めた
       明治21年10月10日奈胡谷神社と改称

   【関係氏族】
   【鎮座地】この地に永く鎮座していた

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「杉崎明神」と称していた
   【社殿】本殿流造
       幣殿・拝殿

   【境内社】神明社・天神社

式内金村五百君和気命神社(かなむらいほきわけのみこと)とする。
奈古谷集落の西に突出した岬状の台地の上に鎮座する。
この地から古代住居趾の発掘と土器片・玉類の祭祀遺物が収集されており、この地は古代集落の営まれた処であると共に、祭祀場でもあつた。
また、御神体の石捧(石像ともいう)は縄文時代以來、近代に至るまで伝存されたものと云われている。
中世以降国清寺の勢力が盛んな時代にはその伽藍神とされ、江戸時代には「福生院」の持となっていた。


奈胡谷神社

奈胡谷神社のサイの神
サイの神は道祖神などの別名があり、古くから邪霊の集落 侵入を防ぐ神・旅の安全を守る神・子供を疫病から守る神な どとして庶民の生活信仰の対象になって来た。
奈胡谷神社境内のサイの神もその台石に宝暦4歳(1755) 12月14日と刻まれる如く250余年に亘り区民の振興の 的として親しまれ続けている。
しかし、長年の風雨に晒され崩壊の止むなきに至る現状で あるので、神社役員一同諮り、この桟に頭部及び胴部の一部 分を補修すると同時に新しい時代の庶民の願も込めて神社境 内へ新たにサイの神一体を寄進し設置する。

社頭掲示板



金村五百君和氣命神社

金村は加奈牟良と訓べし、枕詞歟考ふべし、」五百君は伊保岐美と訓べし、和氣は假字也、○祭神明か也○在所詳ならず

神社覈録



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