日波預天神社
ひはよてんじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】加理波夜須多祁比波預命神社 伊豆国 田方郡鎮座

   【現社名】日波預天神社
   【住所】静岡県伊東市宇佐美(字上生戸)399
       北緯35度0分38秒,東経139度4分59秒
   【祭神】加理波夜須多祁比波預命 (配祀)菅原道真
   【例祭】10月14日 御例祭
   【社格】
   【由緒】『伊豆国神階帳』「従四位上たまたの明神」
        明治に比波預天神社と改称

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「天神」と称していた
   【社殿】本殿流造
       拝殿・神庫

   【境内社】

社名は「全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年」では日波預天神社となっているが、他の全ての資料では比波預天神社となっている。社頭の社標石碑も「比波預天神社」となっている。
式内加理波夜須多祁比波預命神社(かりはやすたきひはよのみこと)とされている。
この地は縄文より須恵にいたる各時代の土器類が出土していて、古代集落の存在を推測される地である。
もとは加理波夜須多祁比波預命をまつり、中世にいたり「たまた」(地名)十「明神」と称されて神名は云々されず、その後菅原道真を祀るとされ、元来の祭神名は影をひそめたと思われる。


比波預天神社のホルトノキ

伊東市宇佐美の市街地の北端に宇佐美最古の神社といわれる比波預天神社(ひはよてんじんじゃ)があります。境内は照葉樹の大木が茂り、昼間でも暗いほどです。
 天然記念物のホルトノキは神社の広場の左側に生えています。幹周6.9m、樹高18mの巨樹です。3mほどの高さから数本に分かれた太い枝を大きく広げています。ところで、この木は根上がりしたものといわれ、地面から1.2mほどの高さまでの空洞があり、異様な樹形をしており、神が宿るのにふさわしいといえるでしょう。
 境内にはホルトノキが多く、このほかにもホルトノキの巨樹が二本あります。一本は鳥居のすぐ左です。地上2mほどで数本に枝分かれしており、天然記念物の木を小型にしたような木です。
 もう一本は本殿の左下の急斜面にやや傾いて生えています。地上4mほどは枝がなく、その先で二本の太い幹に分かれています。幹周、樹高とも天然記念物のホルトノキに勝るとも劣らない巨樹です。
 このほか境内にはエノキ、ケヤキ、ムクノキ、カゴノキ、タブノキなどの巨木が茂り、狭いながらも見事な鎮守の森です。

http://www.chunichi-tokai.co.jp/tree2/tree242.shtml



比波預天神社

宇佐美最古の神社で、ご祭神はカリハヤスタケヒハヨノ命と申し上げます。天神社か合わせて祭られていますので、地元では「お天神さん」と呼ばれ親しまれています。
また、境内には県天然記念物のホルトの木かあります。
伊東市艘光課

社頭掲示板



比波預天神社の由緒

当社の祭神は加理波夜須多祁比波預命とされ、『伊豆国神階帳」に「従四位上たまたの明神」と記された極めて古相をもつ神である、神社として社殿を備えた初源は判然としないが、所蔵棟札に保元2年(1157)に「再建」と記されたものがある。
後に、菅原道真公をも合祀したとみられ、留田天神とも、呼ばれている。神社の周囲には古代遺跡が広がり、平安時代の「延喜式」に記された式内社であると比定されている。
中世以来、北山家が京都白川家裁許の元で神職を務め、江戸時代の間も社殿が守られてきたが、安政5年(1858)12月に焼失してしまった。このため、現社殿は明治4年に再建された本殿を拝殿奥に構えて長い歴史を伝えている。
設置 比波預天神社護持会
協力 板坂三郎・NPO法人まちこん伊東

社頭掲示板



加理波夜須多祁比波預命神社

加理波夜須は假字也、枕詞也、多祁比波預も假字也、○祭神明か也O宇佐見村に在す、今賀茂郡に属す、(国図)例祭月日、

神社覈録



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