清水町役場のすぐ南。狩野川にかかる徳倉橋の近くに鎮座する。 小河泉神社の社名は、小河郷の泉に鎮座する神社の意味と思われる。 泉の地をうしはく神、おそらく水神を祀つたのが当社の起原と考えられる。 昭和9年までは、すぐ南の隣地に少しく奥に引込んでその旧社地があつた。同年狩野川の大規模の改修工事が行なわれ、旧社地の一部が削り取られることとなつたので、社地を移したという。 |
小河泉水神社 小河は乎賀波と訓べし、和名鈔、(郷名部)小河、』泉水は伊豆美と訓べし〇祭神詳ならず〇小河郷田代村に在す、(国図)例祭月日、 伊豆志に、今駿河國駿東郡湯川村ニアリ、熊野権現ト称ス、此地古ハ伊豆ノ地也、と云り、 連胤按るに、昔駿河國へ伊豆の地の入込たる事は、下なる玉作の郷の、和名鈔に、駿河國駿河郡玉作とあるにても著しけれど、当社の小河の称は、和名鈔当郡に見ゆれば、当社を今駿東郡に在すといふはいかがあらん、 神位 国内神階記云、從四位上小河泉明神、 神社覈録 |