長浜神社
ながはまじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】長浜神社 伊豆国 田方郡鎮座

   【現社名】長浜神社
   【住所】静岡県沼津市内浦長浜69
       北緯35度1分7秒,東経138度53分44秒
   【祭神】阿波当ス
   【例祭】10月18日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】正保4年(1647)造営
       明治3年長浜神社と復称
       同6年10月村社

   【関係氏族】淡島
   【鎮座地】大正の初小比叡神社に合祀
        後に再びもとの社地に復帰

   【祭祀対象】淡島
   【祭祀】江戸時代は「神明社」と称していた
   【社殿】本殿
       拝殿

   【境内社】

岬の山上に鎮座する。三津と長浜間のトンネルの上にある。
内浦湾は2Km強の長い弓なりの浜辺が続いている。この地形より「長浜」の名が起こったと考えられる。
鎮座の地から秀麗な淡島と富士山が重なって見える、往古この地に住みついた人たちが、ここから淡島を拝し、この秀麗な島山を神の山として、これを祭つたと思われる。
本来の祭神は、美しい淡島そのもの、あるいはこの島山の山霊であつたと思われる。
大正の初めごろに、同じ長浜部落の南端に近いところにある小比叡神社に合祀さたが、合併後間もなく疫病が流行し、死没する者が続出したので、二、三年の後に再びもとの社地に復帰することとした。
神津島長浜に鎮座している阿波命神社の分祀と考える説がある。


長濱神社

長濱は奈賀波麻と訓べし○祭神詳ならず〇君澤郡長濱村に在す、今神明と称す、(国図志)例祭
伊豆志に、此処ヲ麻坂ト云、海涯ヲ麻ノ谷ト云フ、古コノ処麻自ラ生ノ、一夜ニ樹ヲ為ス、故ニ名トス、相傳ル俚歌ニ「麻ノ坂ニ麻マキソメテウミソメテ磯ニヘサセテ浪ニオラセン、
と云り、連胤按るに、上に倭文神社のあるも此ゆゑにやあらん、
神位
國内神階記云、正四位上長瀬の明神、(瀬は濱の誤歟)

神社覈録



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