式内鍬戸神社と境内は共通である。 祭神は景行天皇の叔父、その子孫は大膳職となり天武天皇の時高橋姓を受く。高橋一族がこの地に住み祖先を祭ったと思われる。 鍬戸神社は長伏の地に鎮座していたが、水害のため流されたので、その社地を村内で最も土地の高いところに移すこととなり、偶々高椅神社に接する場所がその條件に合致したので、ここへ遷し祀つたということである。 |
高橋神社 御祭神の磐鹿六雁命は、第十二代景行天皇の叔父に当たり、その子孫は代々大膳職(宮中の食事を司る職)の長官として宮中に仕えた。天武天皇の御代に高橋の姓を賜り、以後高橋姓を名乗ってきたその一族がこの地に住み、祖神を祀ったのがその起源である。 その後の由緒については、ほとんど伝わらないが、現在の社殿は寛永元年(1624)の再建と伝えられる。 社頭掲示板 |
高椅神社 高椅は多加波志と訓べし○祭神在所等詳ならず 類社 山城國愛宕郡高橋神社の條見合すべし 神位 國内神階記云、從四位上高橋の明神 神社覈録 |