当社はもともと此の地の旧家小川家の守り神として大國主命を祀つていたもので、それが後に住民が増加するに伴つて、加殿村全体の鎮守となつたものであるという。 竹村茂雄の『伊豆国式社考』で軽野神社に比定している。 |
加殿子神社の神 この神楽(かぐら)は村内の安全と五穀豊穣を祈願して、子神社で10月11日の秋季大祭と元旦の拝賀式に奉納されます。 舞は、一人で舞う下がり葉と剣の舞、2人で舞う狂いの舞の3部から構成されています。舞手の他に笛、太鼓の担当もいますが、舞手の後ろ足になる唐人以外は地区の長男が継承する慣わしでした。神楽の道具を収納する長持には「元治元年(1864)丑の刻」の墨書があり、それ以前から続いていることが伺われます。 伊豆市HP |
子(ねの)神社 鎮座地 修善寺町加殿404番地 御祭神 大國主命(おおくにぬしのみこと) ・天神社(てんじんじゃ) ・金比羅宮(こんぴらぐう) ・山の神(やまのかみ) ・三ッ峰社(みつみねさん) 例祭日 10月11日 由 緒 創立年代は不詳だが、慶長拾五年 (1610)所(ところ)地神修理をするとあり、以後 子神社となっている。 本殿は文化9年(1812)宇久須村 棟梁 清七により、拝殿は明治2年 加殿の佐藤忠兵ヱにより改築された。例祭には氏子の青年が、 神楽を奉納する。 大正初年 境内より 4世紀頃の神獣鏡(傍製)が出土し、神楽と共に町指定文化財となっている。 社頭掲示板 |