みしまじんじゃ
|
青野の三嶋大明神の妹神を祀ってきたと伝える。 集落よりやや離れている。式社表示は無く、山麓の小社である。 祭神は変遷が多く阿米都加多比咩命は昭和27年以降のものである。 |
|
阿米都加多比咩命神社 阿米都加多比咩は假字也○祭神明か也○在所詳ならず 神位 國内神階記云、あめつかた姫の明神、 神社覈録 |
|
郷社 三島神社 祭神 事代主命 相殿 応神天皇 旧と門野明神と称し、近世大宮とも、又三島明神とも称す、創立年代詳ならず、但し、古老青野村三島ノ神の妹と伝へ、応永１０年、文明１４年、其他建武２年、永享５年の棟札を蔵す、志稿に云く、 「阿米都加多比咩命神社、云々、下小野村三島神社なる可し云々、往古は門野明神と称すと云ふ、今社邊を門野或は門小野と云ふ、共に加多の神名の遺れるならむ」 といへり、阿米郁加多比咩命神社は延喜の制小社に列せられ、神階帳に從四位上あめつかた姫の明神と見えたり、是より当社を以て、式社阿米都加多比咩命神社に擬するものなりしが、特選神名牒は、 「豆志に、云々、と云るによりて、足柄縣注進には下小野村と定めたれど、門野明神又門野などの称によりて加多比売に由ありと云るは信がたき心地せらるれば從はず」 といへり、後考を俟つ、古来上下小野の総鎮守にして、明治６年２月郷社に列す、社殿は本殿、拝殿の二宇を備へ、境内７７１坪(官有地第一種)を有す。 明治神社誌料 |
