大船渡湾を臨む地につくられた積石塚群。 この下部の石垣基壇が后神社の旧社跡である。(広瀬進吾:三宅島史考) 文明3年(1471)伊カ谷部落を創設するときに現地へ遷という。 |
物見処遺跡 物見処遺跡は、大船渡湾を臨む地につくられた積石塚群です。 昭和57年から平成11年まで國學院大學考古学研究所により発掘調査が行われ、四基の大型積石遣構と、多数の積石遣構が70m×10mの範囲に確認されています。おおよそ中世から近世にかけての遺跡と考えられています。 積石遺構は大船渡の海岸あたりから石を運んで構築されており、その石に、中には仏教経典の文字を記した礫石経が含まれており、仏教的な経塚信仰と、三宅島在来の積石信仰が融合した特殊な施設です。 文化財を大切にしましょう 平成19年8月31日 三宅村教育委員会 社頭掲示板 |