イカナシの地名は、このような見晴しのきく場所をいうアイヌ語のインカラウシュが転訛した日本語に五十嵐の文字を當てたものだという。 鎮座する八幡山の丘陵一帯は八幡古墳群として一括され、数基の現存が確認されている。また、周辺には弥生時代の遺跡も多い。 この地に国造として派遣された物部氏の系統の一族が彼らの祖神とする伊迦賀色許男命を祀ったのが起源という説がある。 |
伊加奈志神社 延喜式神明帳所載によれば、伊予国二十四座越智郡七社の内の一社である。 浄寂寺文書中、貞治5年12月8日附古文書に記載がある。 安政5年正月19日、炎上のため古記録宝物等ことごとく焼失した。今治藩主の祈願所であった。 愛媛県神社庁 |