黒島はもと離島であつたが、文政6年(1823)島の南部の干潟が干拓されて多喜濱盤田の北浜分が造成されたため、人工の陸繋島となつた。 斉明天皇西征の折、軍船中の大田姫が産気づき黒島に下船し、神社に安産祈願した所、大伯皇女を安産した。当時この燧灘を大伯海と云っていた。 過去社名の大きな変遷はなかつた。 |
黒島神宮 神社名 黒嶋神宮、黒嶋大明神 鎮座地 愛媛県新居浜市黒島107番地 祭神 大山祇神、木花咲耶姫命、天御中主神 末社 天神社、松尾神社、稲荷神社、若宮神社、恵比寿神社、海神社 社格等 延喜式内社(伊豫國二十四社の内) 南朝勅願所、西条藩祈願所(六社内) 明治4年郷社、昭和14年縣社 沿革 斉明天皇西征の折、軍船中の大田姫が産気づき黒島に下船し、神社に安産祈願した所、大伯皇女を安産した。当時この燧灘を大伯海と云っていた。木花咲耶姫命の御神徳とされ、以後遠近より妊婦の参拝が多い。安産石を一ケ持って帰り御礼に二ケにして返すと子供が元気に育つと云う。 祭礼 大祭旧暦9月8・9日、現代は新居浜市統一に合せている。歳旦祭、夏祭(輪くぐり)神嘗祭、大祓、月次祭 文化財等 西条藩主御墨付、各種古文書多数、境内林、市指定天然記念物「椿の郡林」 安産祈願、厄除祈願、海上安全、交通安全、家内安全、試験合格、命名相談等に参拝者が多い。 社頭掲示板 |