大年神社
おおとしじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】大歳神社 石見国 那賀郡鎮座


   【現社名】大年神社
   【住所】島根県江津市都野津町1554
       北緯34度59分28秒、東経132度11分34秒
   【祭神】大年神 稻倉魂命
   【例祭】11月1-2日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】神亀2年(725)6月1日伊雑宮大歳社を伊勢より遷
       貞観13年(871)4月3日従五位上
       正徳元年(1711)現在地に遷座
       寛保2年(1742)8月15日造営

   【関係氏族】
   【鎮座地】当初都濃郷大年免に鎮座
        正徳元年(1711)現在地に遷座

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【公式HP】 大年神社
   【社殿】本殿春日造
       幣殿・拝殿(権現造)・神樂殿

   【境内社】金刀比羅神社・大元神社・厳島神社・招魂社

第45代聖武天皇の御代神亀2乙丑年6月朔日伊勢別宮より都濃郷大年免に鎮座、正徳元卯年都山(現地)に遷座せらる。
式内社・大歳神社の論社の一つ。
急な石段を降りた正面には、矢立神事が行われたとされる「矢立の松跡」がある。


由緒

式内大年神社、御祭神大年神、稲倉魂命、例祭11月1日
当神社は第45代聖武天皇の御代、神亀2乙丑年6月朔日伊勢別宮より、都濃郷大年免に鎮座、正徳元卯年都山(現地)に遷座せらる。
清和天皇貞観13年従五位上代賜り国史現在社であります。
当地の氏神様として産業の守護神として崇敬せられております。

全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年



大年神社

式内大年神社
御祭神 大年神
    稲倉魂神
例祭 11月1日
当神社は第45代聖武天皇の御代神亀二乙丑年6月朔日伊勢別宮より都濃郷大年免に鎮座正徳元卯年都山(現地)に遷座せらる。
清和天皇貞観一三年従五位上代賜り国史現在社であります。
当地の氏神様として産業の守護神として崇敬せられています。

矢立の松
 大年神社の年中行事の中で重大なものとして矢立の神事がある、8月15日矢立の松の神事、都野津大年神社前の松の根に的を立ておきて矢を放つ式を行った、現に同所に矢立の松根あり、明治維新まで行う、とある。(多鳩神社記)


この矢立の行事は弘安年間蒙古軍の侵入を見張るために築かれた大年免の砦を守る武将が戦勝を占うための行事といわれているが、その後は農作の占いや五穀豊穣、天下泰平を祈願して正月9日に社前から神主職によって矢を射られていたもので、江戸時代には神主大崎(大前)家によっておこなわれた明和7年(1770)の「万書上帳」には矢立の松、毎年8月大前極人的射とある、当村の矢立の神事が弘安の昔に創始されたものとすると当時の矢立の松は元の大年神社付近にあったものと思われる。然し正徳元年(1711)現代の都ノ山に遷座の際に矢立の松も位置を換え現在の松(二世松)に選定されたものと思われる。
全国的にも例が少なく石見では当社のみで貴重な神事です。

社頭掲示板



大年神社

当神社は第四十五代聖武天皇の御代、神亀弐乙丑六月朔日伊勢別宮より都濃郷大年に鎮座
正徳元卯年都山(現地)に遷座せらる

公式HP



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