塩野上神社
しおのうえじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】塩野上神社 二座 因幡国 八上郡鎮座

   【現社名】塩野上神社
   【住所】鳥取県八頭郡八頭町塩上287
       北緯35度21分45秒、東経134度14分59秒
   【祭神】彦火火出見命 塩土老翁
   【例祭】4月 19日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】創立年代、鎮座次第ともに不詳
       仁寿元年(851)10月従五位下
       宝暦6年(1756)秋二座の内一社を再建
       明治元年村社
       明治40年12月19日神饌幣帛料供進神社指定

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の有無不詳

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「塩の上大明神」「塩上社」と称していた
   【社殿】本殿
       幣殿・拝殿・籠所

   【境内社】稻荷社

創立年代、鎮座次第ともに不詳であるが、本社の後の丘陵を志保谷といい、村名を塩上と称する等祭神に縁由が深い地名が残っている。
元は二社あったようで、延喜式にも二座とある。宝暦6年に、その内の一社を再建した。
この地の古伝に、昔、塩ノ上の神は「ちまき」を食べる時に笹の葉で目を突き、片目が不自由になった、といわれる。


塩野上神社

祭神 彦火火出見命
   塩土老翁(猿田彦命)
祭日 4月19日・7月19日
文徳実録(879)に、志保濃神社を式内社とし神階、「従5位下」を授ぐとありました、927年の延喜式神名帳の八上郡の条にも当社、2座が載っている。
因幡誌には、二囲余の榎が両側にあり、その奥に社殿があった。1756年(宝暦6)当社2座のうち一社が再建された。
神主は、大江神社の林左京亮藤原忠継。鳥居は、1828(文政10)のものである。
平成6年12月
船岡町教育委員会

社頭掲示板



塩野上神社

延喜式所載の小社なり、文徳實録巻三仁壽元年の條に「冬10月戊申因幡國志保濃授從五位下」とある神社にして、又塩の上大明神と称す、本社の後の丘陵を志保谷といひ、村名を塩上と称する等蓋し祭神に縁由深き地名なり、宝暦6年丙子中秋当社二座の内一社を再建す、降りて明治元年村社に列格し、同40年12月19日神饌幣帛料供進神社に指定せらる。

鳥取県神社誌



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