手見神社
てみじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】手見神社 因幡国 法美郡鎮座

   【現社名】手見神社
   【住所】鳥取県鳥取市国府町松尾341
       北緯35度26分14秒、東経134度19分54秒
   【祭神】大山咋神 市寸島比売命 (合祀)素盞嗚尊 大己貴尊
   【例祭】4月29日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】創立年代は詳らかでない
       大同年間(806-10)山城国葛野松尾神社の分霊を勧請
       慶応4年(1868)御一新の天長地久祈願祭を執行
       明治4年村社

   【関係氏族】
   【鎮座地】往古は山上に鎮座
        その後現在の地に

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「松尾大明神」と称していた
   【社殿】本殿流造檜皮葺
       幣殿・拝殿

   【境内社】

往古は山上に鎮座していたが瞼僻であった為に参拝の利便の為に現在地に遷座という。


手見神社

延喜式所載の神社なり。大同年間山城國葛野松尾神社の分霊を勧講せりと伝ふ、即ち古くより松尾大明神と称す、因幡誌に「松尾大明神、村の山麓にあり、延喜式神名帳所戴手見神社これなり、当社往古は山上にあり、その地瞼僻なるに依て近世社を山下に移す、この村元吉野と一村にて手見村といひ、社地を手見山と云ふ、上世地名を以て神號をよぶの習ひなり」と記せり。降りて大正3年3月3日同村大字中河原無格社中河原神社 祭神素盞鳴命 を合祀し、同6年9月20日同村大字吉野字古吉野鎮座無格壮吉野神社 祭神大己貴命 を合祀せり。當社は著名なる酒の神にして遠近の酒造家は特に尊崇す。

鳥取県神社誌



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