多居乃上神社
たこのうえじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】多居乃上神社 二座 因幡国 法美郡鎮座
   【延喜式神名帳】大神社 因幡国 巨濃郡鎮座

   【現社名】多居乃上神社
   【住所】鳥取県鳥取市国府町広西194
       北緯35度27分55秒、東経134度16分52秒
   【祭神】大穴牟遅命 須勢理毘売命
       (合祀)少毘古那神 速佐須良姫神 須佐之男命 菅原道真

   【例祭】3月29日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】創立年代は詳らかでない
       貞観15年(873)7月正五位下
       貞享5年(1688)造営
       明治5年村社
       明治40年神饌幣帛料供進神社指定

   【関係氏族】
   【鎮座地】当初鎮座の地は現在地より東150mの地
        その後現在の地に

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「田胡大明神」と称していた
   【社殿】本殿流造銅板葺
       幣殿・拝殿・神器

   【境内社】

現在地より東150mの地を元宮の跡と伝えているが、畑と化して、何時頃移されたのかも詳らかでない。
当社を巨濃郡 大神社に比定する説もある。
「多胡」の社名から、古代帰化人集団の祀る神社であるとする説がある。


多居乃上神社

延喜式所載の神社なり、因幡誌に「多胡大明神、田野の傍にあり、延喜式神名帳多居乃上神社これなり、當國五十座の一社にて、法華寺廣西聴町屋四ケ村の氏神なり」と記せり、明治40年4月27日神饌幣帛料供進神社に指定せられ、大正6ねん10月11日大字法花寺字土居鎮座今衣神社 祭神菅原道眞命 大字庁村字大木本鎭座庁村神社 祭神須佐之勇命 大字町屋字向土居鎮座小早神社 祭神速佐須良媛命 大字町屋字上土居鎭座町屋神社 祭神須佐之男命 を合祀し同年11月26日境内なる笹井神社 祭神少毘古名命 を合祀せり。次で大正13年本殿、拝殿を改築す、尚古來此の氏子の者にして章魚を喰へば崇りありとして禁ぜり、蓋し社名に似たるを恐みて忌みたるなるべし。

鳥取県神社誌



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