神戸神社飛び地境内社となっている。 長田川の西、高瀬小場地の西北やや小高い場所に鎮座する。 創祀等不詳。その後の経緯も延喜式内小社に列せられた以外不明。 現在の所在地は後に選定された社地で、もとは今、藏鍵社の小祠がある前谷の地であつたと伝えられている。 現高瀬神社の地は、もと十二所権現が鎮座していた所で、十二所権現を高瀬神社に比定した可能性がある。 |
高瀬神社 延喜式内 高瀬神社 一、 御祭神 高瀬神 建速須佐男神 猿田彦神 大物主神 火迦具土神 市杵島比賣神 一、 由緒 明治40年11月大字比土無格社津島神社金比羅社愛宕神社市杵島社ヲ合祀ス 明治41年1月村社蔵鍵社ヲ合祀ス 大正10年神戸神社ニ合併、境内社トス 一、 境内 参百参拾壱坪 一、 特別祭日境内 4月16日 社頭掲示板 |
高瀬神社 当社には飛地境内社高瀬神社を有す。此社は大字比土高瀬代1972番地にして高瀬大神鎮座す、 然るに明治41年2月6日同字前谷2241番鎮座村社蔵鍵社祭神猿田彦神を始め四柱の神を合祀したるも大正10年8月23日神戸神社の飛地境内社となり所定の祭祀を受くるに至れり、 距離社頭より2キロ村の南端に位置せり。 神戸神社HP |
高瀬神社 按に、鑰取明神或は蔵鍵明神と称す、比土の属邑高瀬の産土神にして、即ち、伊水温故以下諸書の等しく高瀬神社に擬するものなり。 字高瀬代にある一社を高瀬神社に宛るの説は、伊賀国誌に記する所で、何に拠れるやを知らず。且つ之を蔵鍵明神と混せり。 蓋し明治以降の考証にかかるものにして、寧ろ旧説を以て勝れるとせん 三重県神社誌 |
高瀬神社 高瀬は多加勢と訓べし○祭神大田命○阿保郷比土高瀬村に在ず、今鑰明神と称す、(伊水温故)例祭(欠く)○残編風土記云、高瀬里、有神號高瀬大明神、所祭大田命也、 類社 河内國茨田郡、越中国礪波郡高瀬神社(各一座)各一座 神社覈録 |