阿多由太神社
あたゆたじんじゃ 所在地 社名

















   【延喜式神名帳】阿多由太神社 飛騨国 荒城郡鎮座
   【延喜式神名帳】荒城神社 飛騨国 荒城郡鎮座

   【現社名】阿多由太神社
   【住所】岐阜県飛騨市国府町木曽垣内1023番地
       北緯36度13分14秒,東経137度13分3秒
   【祭神】大歳御祖神 大物主神
       (配祀)家津御子神 早玉之男神 熊野久須美命 阿須波之神
       (合祀)大己貴命 崇徳天皇

   【例祭】4月23日 例祭
   【社格】旧郷社
   【由緒】創立年紀未詳
       貞観9年10月5日従五位上「三代実録」
       文化年代に現社名に改名
       昭和3年9月21日郷社
       昭和3年10月10日神饌幣帛料供進指定


   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の有無不詳

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「権現宮」と称していた
   【社殿】本殿流見世棚造柿板葺
       (昭和36年6月7日国指定重要文化財指定)
       拝殿・神樂殿・雅樂殿・神饒殿・手水舎・神庫・社務所

   【境内社】稲荷社・秋葉社・祖霊舎

文化年中に京都吉田家の調査で式内荒城神社とされたが、現荒城神社が強く抗議した。
その後、荒城四社の何れかであろうと調査し、式内阿多由太神社とされた。


阿多由太神社

金幣社
 阿多由太神社  大歳御祖神(穀物の神といわれる)を主神とし、熊野社、阿須波社、三輪社、金刀比羅社、稲荷社、秋葉社を合祀してあります。
 創立年代は不明ですが、延喜式神明帳に記載されている式内社として由緒ある神社です。本殿は三間社流見世棚造りの柿ぶきで、室町時代初期の作とみられ、国の重要文化財に指定されています。
 また、昔から宝物として当社に伝わっている木造の随神一対(県重文)本地佛三体(町重文)ともに平安時代の逸品とされ、歴史の古さを物語っています。寛永九年に加藤宗堅という人が鍵取を勤めて以来、代々の加藤氏が当社の祭祀を司ってみえます。

社頭掲示板



阿多由太神社

阿多由太神社本殿
 本殿は三間社流見世棚造り、屋根は柿板葺で比較的簡素な造りではありますが、技法・手法ともに優れ、素朴で優雅な感じがする建物です。建立は室町時代初期と考えられています。昭和36年に国の重要文化財に指定されました。

社頭掲示板



阿多由太神社

創祀未詳なれども、関野貞博士鑑定書に阿多由太神社本殿三間社流造規模小にして構造簡なるも、斗拱手犹大瓶束等皆雄建の風を湛ふ。その様式より考ふれば南朝の頃に造営せられしものなるべし。神像十数体作者不詳なるも藤原時代初期約一千年前の作か。随神二基平安末期の作以上鑑定。例祭日9月24日。

岐阜県神社庁



飛騨国INDEXへ        TOPページへ


学校DATA