鎌倉時代初期に創建され、1689年(元禄2年)に再建されたと考えられている。 式内菅田神社に比定する説がある。 |
由緒 往昔、神社鎮座地は江州日吉大社の神領であった。(耀天記貞応2年の記事、文応元年大社小比叡社社家注迫状)それは後鳥羽院の御寄進によるものである。それ故に御分霊を当社に祀ったものである。旧村社 。 全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年 |
山王神社本殿 鎌倉時代初期に創建され、1689年(元禄2年)に再建されたと考えられます。 祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)・大己貴命(おおなむちのみこと)ほか2神です。 三間社流造(さんげんしゃながれづくり)で、平入り正面に千鳥破風(ちどりはふ)、さらに軒唐破風向拝(のきからはふこうはい)をつけて屋根に変化をもたせています。本殿の中央部を空間として神輿(みこし)を納め、左右に二社を配置する形をとっており、近隣に例をみない建築様式です。手挟(てばさみ)の菊、枇杷(びわ)、椿、蟇股(かえるまた)の獅子、牡丹(ぼたん)、鶉(うずら)、兎と多彩であり、妻飾りは特に優れています。東西の二十虹梁(にじゅうこうりょう)の蟇股(かえるまた)は、東側にこの山王神社の伝説にちなんだ猿や杜鵑(ほととぎす)を、西側には雉(きじ)や鷺(さぎ)を配しています。木鼻(きばな)は、向拝(こうはい)に獅子鼻を配し、身舎(もや)においては象鼻に至る変遷の過程を見せています。 特徴ある山王鳥居は、1916年(大正5年)の建立です。 加東市HP |
山王神社 往昔、神社鎮座地は江州日吉大社の神領であった。 それは後鳥羽院の御寄進によるものである。それ故に御分霊を当社に祀ったものである。 兵庫県神社庁 |